二重整形の方法の2つ目は切開法です。
ほぼ永久的に二重まぶたが持続する切開法。
メスを使う手術だから、埋没法より心理的ハードルが高い方法でもあります。
切開法のメリット・デメリット、よくある不安にについて解説しました。
二重整形の埋没法と切開法を比較
二重整形には、大きくわけて埋没法と切開法の2種類あります。
それぞれ料金や術後の通院、ダウンタイムなどが違ってきます。
埋没法 | 切開法 | |
---|---|---|
費用 | 約1万〜20万円 | 約10万〜25万円 |
ダウンタイム | 2〜5日 | 1〜2週間 |
通院 | なし | 5〜7日後に抜糸あり |
二重のもち | 個人差あり | 半永久的 |
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すべて個人差・美容外科によっての違いがございますことをご了承ください。
二重整形の方法1:切らないプチ整形、埋没法のメリット・デメリット
二重整形で1番人気の埋没法。メスで切らない、気軽なプチ整形として有名です。埋没法のメリット、デメリットをご紹介します。
切開法の施術方法:まぶたをメスで切って縫合する
切開法とは、二重にしたい線に合わせてをまぶたをメスで切り、縫い合わせる方法です。
プチ整形と呼ばれる埋没法と違って、本格的な手術になります。
半永久的な二重になれるという大きなメリットがある反面、長いダウンタイムや高額な費用などデメリットも。
一つひとつ、順番に解説していきます。
切開法のメリット・デメリット
- ほぼ永久的に二重になれる
- 希望通りの二重が作りやすい
- まぶたの脂肪除去などが一緒にできる
- 腫れが強く、ダウンタイムが長い
- 傷が残る
- 元の一重まぶたに戻すのは困難
切開法のメリット1:ほぼ永久的に二重になれる
施術方法でも解説した通り、二重の線ができるようメスで切開し糸で縫合する方法です。
そのため、糸で留めるだけの埋没法と違ってほぼ永久的に二重まぶたにすることができます。
なぜ「ほぼ」永久なの?完全な永久二重ではないの?
どこの美容外科のWEBサイトを見ても、切開法の紹介ページには「ほぼ永久」とか「半永久」と書いてあります。
私たちとしては切開法イコール永久二重というイメージだから、違和感がありますよね。
その理由は、加齢によってまぶたが変化する可能性があるから。
人間は誰しも、歳をとると皮膚が下がってきます。
皮膚の下がり具合には個人差があり、二重の線が若い時ほどはっきりしない、垂れたまぶたで見えない、となる可能性があります。
そのため、あえて「半永久的」という表現が多く使われています。
切開法でつくった二重がとれることってあるの?
腕の悪い医師にあたってしまうと、残念ながらとれてしまうことがあります。
切開法は、メスでまぶたの表面を切って縫うだけではありません。
まぶたを開ける仕組みと、二重にしたい部分を癒着(ゆちゃく)させる必要があります。
そのためにまぶたの内部組織も処理が必要です。内部処理には、解剖学の知識も必要だそう。
医師の経歴や評判をしっかり調査するのがおすすめです。
経歴や得意施術などは、美容外科ホームページで公開されています。
切開法のメリット2:希望通りの二重が作りやすい
一般的な日本人の目の形で作りやすい末広型二重や、外国人のようなハッキリした平行型二重など、二重にもいろいろな形があります。
糸で留めるだけの埋没法は、必ずしも希望通りの二重ができるとは限りません。
例えば厚いまぶたの人が幅広二重にする、などは難しいといわれています。
切開法はメスで切って縫合するので、埋没法よりも希望通りにしやすい方法です。
※まぶたの状態と希望により、適した方法は変わります。詳しくは、無料カウンセリングで医師の診察を受けて相談してみましょう。
理想の二重の形は?綺麗な二重にする方法・二重幅を広げる方法を紹介!
二重にも種類があります。形によって、あなたの印象も変わるんです。あなたのなりたいイメージに近い二重を見つけてくださいね。
切開法のメリット3:まぶたの脂肪除去などが一緒にできる
まぶたを切開するから、脂肪除去などの施術を二重整形とまとめてすることができます。
1回で済むから、ダウンタイムやまぶたへの負担という面からみても嬉しいですね。
切開法のメニューに最初から脂肪除去が含まれていることもあれば、別メニューで契約することも。
切開法と一緒にできる施術
切開法と一緒にできる手術をご紹介していきます。これらは、二重まぶたにするために必須の手術ではありません。
あなたの希望するイメージに合わせて選択しましょう。
カウンセリングでは色々相談に乗ってもらえますので、聞いてみてくださいね。
目頭切開
日本人の目には、蒙古襞(もうこひだ)がついている人がほとんどです。
目をよく見てみますと、真ん中に黒目があってその外側と内側に白目があります。
黒目より内側の白目は端まで行くとピンクの肉になります。これを専門用語では涙丘と呼びます。蒙古襞のある人ではこの目の内側の端にあるピンクの肉が蒙古襞で隠されています。
蒙古襞のある目の蒙古襞を、テープや指で引っ張るとピンクの肉が見えます。
蒙古襞を切除することで、平行型二重が作りやすくなり、パッチリした切れ長の大きな目になれるんですよ!
幅の広い平行型二重を希望するあなたは、もしかすると目頭切開の手術も勧められるかもしれません。
眼瞼下垂(がんけんかすい)の改善
眼瞼下垂とは、まぶたを開く力が弱まっている状態のこと。
これを強化することによって、黒目が見える範囲が大きくなり、よりぱっちりとした印象の目元になります。
まぶたの脂肪除去
まぶたの脂肪が厚い方で幅広の二重を希望する場合、一緒に脂肪除去をする必要があります。
切開法で二重を作るときと同じところから脂肪除去ができるので、1回でまとめてやってしまうのがオススメです。
美容外科によっては、切開法とセットになっているプランもあります。
切開法のデメリット1:腫れが強く、ダウンタイムが長い
切開法を受けるときに一番の問題となるのがダウンタイム。
メスで切開するため、大きく腫れて傷もしばらく残ります。
ダウンタイムとは、手術による腫れや傷が落ち着くまでの期間のことをいいます。
切開法のダウンタイムの目安は、個人差はありますがおよそ1〜2週間です。
また、切開法は術後5〜7日目くらいに抜糸が必要です。
抜糸するまでは糸が見えている状態で、メイクもできません。
抜糸後、傷が落ち着いたらメイクができるので、内出血や傷跡は隠すことができます。
切開法はダウンタイムを考慮して、学校や会社の休みを調整することが必要です。
手術後腫れやすい例
- 二重幅が広い
- 手術中に目に力が入ってしまう
- まぶたの脂肪除去も一緒にやる
- 体質
二重幅を広くすると、腫れているときはさらに幅広くなるので目立ちます。
力が入ると出血量が多くなるので、腫れやすくなります。
脂肪を除去した部分から多少出血があるので、やらない場合よりは多少腫れやすくなります。
目が腫れやすい方、むくみやすい方、内出血が出やすい方は腫れやすくなります。
切開法のデメリット2:傷が残る
切開法は、まぶたを切った後糸で縫い合わせるので傷が残ります。
術後しばらく経つと、赤みが消えて線状に肌色の跡が残ります。
しかし、傷は二重の線と同じ位置になるので、二重のしわと同化します。
先ほどもご紹介した通り、抜糸後はアイメイクができるので、赤みが消えていなくてもメイクで隠せます。
体質的に、傷跡がケロイド状(傷跡が盛り上がって、かゆみがでる)になりやすい方は、カウンセリングのときに必ず相談しましょう。
切開法のデメリット3:元の一重まぶたに戻すのは困難
埋没法では難しい、幅の広い二重や平行型二重など、あなた好みの二重がほぼ確実に作れるのが切開法です。
二重整形・切開法のよくある質問
切開法って実際どのくらい腫れるの?
切開法は、埋没法よりも皮膚へのダメージは大きいためかなり腫れます。
ガチャピンの目にそっくりになる、と言われるくらいです。
個人差はありますが、一番腫れるのが手術翌日〜3日目くらいと一般的に言われています。
だいたい術後7日目くらいから、外に出られるくらいになります。
アイメイクも、7日目くらいに抜糸した後傷の状態がよければOKです。
遅い方は、2週間程は腫れが目立つようです。
二重の完成は約3ヶ月〜6ヶ月後
術後7日目くらいでも十分きれいな二重まぶたですが、若干ぷくっとしてるかな?という程度の腫れは残ります。
外出しても人に気づかれない程度の腫れになるので安心してください。
また、この頃も十分きれいな二重まぶたになっています。
それからゆっくり3ヶ月〜半年程度かけて、腫れやむくみが引いて二重が完成します。
切開法で二重にしたいけど、1週間以上は休めない!どうしたらいい?
学生さんは夏休みや冬休みなどの長期休暇がありますが、社会人の方となると1週間休むのは難しい、という方も多いと思います。
転職のタイミングで手術を受ける方も多いようですが、そうそう転職する機会はないですよね。
1週間休むのが難しい方が切開法で整形するには、
- 片目ずつ施術を受ける
- バレてもいいや!と気にしない
しかありません。
片目ずつ施術を受けて学校や会社を休まない場合は、腫れや傷が落ち着くまでは眼帯をして過ごすことになります。
片目ずつ手術を受けるときのデメリットとしては、完全に左右対称にするのが難しいという点が挙げられます。
その日の体調や、手術を受ける時間帯、体重の変化など、様々な条件で目のコンディションは変わります。
夕方になると足がむくんで、靴がきつくなるのと一緒ですね。
ただ、人間の顔は生まれた時から左右非対称なので、カンペキな左右対称に強いこだわりがなければ問題ないかと思います。
切開法は痛い?
切開法はメスで切開するのですっごく痛そうなイメージがありますよね。
実際は、麻酔を使うので手術中は痛みません。
手術後数日は傷跡が痛みますが、眠れないほどの激痛ではありません。
転んで怪我したときのズキズキする痛みのような感じなので、安心してくださいね。
美容外科では、術後に飲めるよう鎮痛剤を処方してもらえます。
痛みに弱い方は、医師に相談しましょう。
通常の麻酔に加えて、鼻から吸うリラックス麻酔などを追加できることがあります。
こんなあなたは切開法がおすすめ
- まぶたが厚く、埋没法で何度も取れてしまった人
- 希望している二重幅が広い人
- 2週間程度目の腫れや内出血があっても問題ない人
切開法は永久的にぱっちり二重になれるのが一番のメリットです!
埋没法よりダウンタイムが長く、費用が高いのが難点ですが、その分まぶたがすっきり、二重幅の広い平行型二重という憧れの目元も叶いますよ♪ 二重整形で1番人気の埋没法。メスで切らない、気軽なプチ整形として有名です。埋没法のメリット、デメリットをご紹介します。
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