「涙袋に憧れてヒアルロン酸を入れたけど、せっかくだからと入れすぎちゃった!」
という声をよく聞きます。
ヒアルロン酸は液体だから、取り除くのは難しそう。
しかし、ヒアルロン酸溶解注射を使えばカンタンに元に戻せるんです。
気になる費用やダウンタイム、副作用があるのかなど、ヒアルロン酸溶解注射についてご紹介します!
ヒアルロン酸は自然と体内で分解されます
ヒアルロン酸は元々お肌の中の細胞にあるものなので、害があるものではありません。
そのため注入をしても自然と身体の中で分解されていくのです。
分解の速度は、使用するヒアルロン酸の種類と体質により個人差が生じます。
一般的には、高いお金を払うほど長持ちするヒアルロン酸になります。有効期間は半年程度が平均的ですが、最新のヒアルロン酸ではなんと3年間の持続力が実現しました。
しかし、入れすぎちゃったヒアルロン酸はできるだけ早く元に戻したいですよね。そんな時に使うのが脂肪溶解注射。
これから詳しく解説していきます。
すぐにヒアルロン酸をなくしたいなら溶解注射
ヒアルロン酸溶解注射の成分はヒアルロニダーゼ。これをヒアルロン酸をなくしたい場所に注入することで、ヒアルロン酸が溶解・吸収されます。
涙袋にヒアルロン酸を入れすぎちゃったという場合は、涙袋部分に注入することで元に戻すことができます。
また、技術がない医者が担当でデコボコになってしまったという場合にも有効です。
1日で効果がある即効性の注射
ヒアルロン酸溶解注射は、基本的に即効性があります。注射した直後にヒアルロン酸による膨らみがグッと縮小することがほとんどです。
使用したヒアルロン酸の種類によっては、1日から2日間かけて徐々に溶けていきます。
大量にヒアルロン酸をしようした場合は、ヒアルロン酸溶解注射を2回注射することも。
涙袋形成を施術した美容外科ではないところに行く場合は、カウンセリングの際に使用したヒアルロン酸の種類を医師に伝えましょう。
元々お肌にあるヒアルロン酸も溶ける可能性はなし
溶解処理と聞くとお肌の中にあるあらゆる美容成分も全てに溶けてしまうというイメージもありますよね。しかし、全く心配ありません。
ヒアルロン酸溶解注射では、元々お肌が持っているヒアルロン酸は溶解されません。溶けるのはあくまでも外部からのヒアルロン酸のみ。もちろんお肌にとって無害です。
ヒアルロン酸溶解注射をしたあと、同じ部分に再度注入できる
涙袋にヒアルロン酸溶解注射をするときって、元に戻したいだけじゃなくてやり直したいっていう場合もあると思います。
もちろん、ヒアルロン酸溶解注射後に再度注入することが可能です。
しかし、何度も何度も時間を開けずに注射をするのはNG。再注入までには一定の時間をおく必要があります。
その理由は、ヒアルロン酸溶解注射後に施術部位が少し腫れるから。
ヒアルロン酸溶解注射の成分自体には、腫れの心配はありません。しかし、皮膚に注射針を刺すので若干の腫れがでる人もいます。
腫れがひいていないときに再度ヒアルロン酸を注入すると、腫れが引いた時に形や大きさが希望通りにならない可能性があるんです。
そのため、ヒアルロン酸溶解注射後は1週間以上たってからの再施術をおすすめしています。
"少し減らして左右差を調整"は難しい
通常涙袋を作る時には、左右両方の目の下にヒアルロン酸を注入しますが、どうしても左右差がでてしまうということもあります。
しかし、ヒアルロン酸溶解注射を左右差の調整で利用するのがとても難しいんです。
少量のヒアルロニダーゼの注射でもすべて分解が進んでしまいます。そのため、ヒアルロン酸溶解注射をするときには"リセット"ということになります。
左右差を調整したい場合は、ヒアルロン酸溶解注射後にまた改めてヒアルロン酸で涙袋形成をしましょう。
大手美容外科でのヒアルロン酸溶解注射の費用
ヒアルロン酸溶解注射の費用は、美容外科によって異なります。
大手美容外科の料金についてまとめました。
表示金額は税込となっています。
定価 | 他院修正 | |
---|---|---|
湘南美容クリニック | 19,440円 | 38,800円 |
東京美容外科 | 54,000円 | 64,800円 |
聖心美容クリニック | 51,840円 54,000円 | - |
聖心美容クリニックのヒアルロン酸溶解注射には2種類あります。
- エルダーゼ:51,840円
- ヒレネックス:54,000円
羊由来の成分。分解速度が早い。アレルギーを起こす可能性があるが、安全性は確立されている。
ヒト由来の成分。分解速度はゆっくり。アレルギー反応を起こす可能性が少ない
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