カラコンには、使用期限が設定されています。
使用期限は色々な種類があるので、どれを選んだらいいのか迷っちゃいますよね。
この記事では、使用期限の種類と、それぞれのメリット・デメリットを解説しています。
カラコンを買うときの参考にしてください♪
カラコンの使用期限とはどうやって計算するの?
カラコンにはワンデーや2weekのもの、1か月・1年使用できるものなど種類があります。
使用期限とは、1枚のカラコンを使える日数のこと。
例えばワンデーなら、1回使ったら再使用はできません。1回使って外したあとは捨てなければいけないんです。
勘違いしている人も多いのですが、カラコンの使用期限は目に装着した日からではなく、“開封した日”からのカウントになります。
例えば、2weekのカラコンを開封したのが1月1日だったら使用できるのは1月14日までです。
1日から14日の間にカラコンをつけなかった日が10日あって、4日間しかつけなかった場合でも1月15日には使うことができません。
カラコンはレンズが空気に触れた瞬間から劣化が始まっていきます。
たまに事前に開封してケースに入れて保存をしている方もいますが、劣化してしまいます。
使用する直前に開封するようにしてくださいね。
カラコンの使用期限の種類とメリット・デメリット
1日使い捨てのもの、2週間使えるもの、1ヶ月間使用できるもの、1年間使用できるものと、カラコンの使用期限は大きく分けて4つあります。
この中で「これが絶対一番良い!」「おすすめ!」というものはなく、それぞれにメリットとデメリットがあります。
どの使用期限のカラコンが自分にあっているのかは、使う用途や頻度、カラコンを購入するための予算等によっても変わってきます。
ワンデータイプ
メリット
・常に清潔に使用できる。
・洗浄液などで洗う必要性がない。
・好きな日に開封し、使用できる
デメリット
・月々にかかるお金が高い。
・目が乾きやすい。
ワンデーは1日使用すれば使い捨て。
洗浄液などを用いて念入りに何度もレンズを洗う必要がないため、めんどくさがりやの人にはおすすめです。
また、カラコンの中では1番清潔に使用できるのタイプなので目にも安全です。
一方でワンデーのものには水分量が少ない商品が多いですから、ドライアイの方にはあまりおすすめできません。
平均的に1箱10枚入りで900~1800円程度のものが多いです。
1日にかかるコストとしては180~360円。
1か月にかかるコストは5,400~10,800円になり、とても高い印象を受けます。
お金はかかるけど、手入れなどを楽に済ませたい方はワンデーがおすすめです。
また、好きなときに開封できるのでたまにしかカラコンを使わない人にもぴったりです。
2weekタイプ
メリット
・値段がとても安い。
・マンスリーのものや1年タイプのものに比べると清潔。
デメリット
・日々の手入れ等が必要。
・種類が少ない。
平均的に1箱6枚入りで2,000~3,000円程度のものが多いです。
1日にかかるコストとしては24~36円。
1か月にかかるコストは720~1,080円になり、ワンデーの約10分の1の出費で購入することができます。
洗浄など手入れなどの手間がかかっても、お金を安く済ませたい方には2weekタイプがおすすめです。
しかし、現状ではカラコンの種類が少なく、人気のカラコンも2weekを製造していないことが多いです。
マンスリー(1ヶ月タイプ)
メリット
・人気のブランドが多数製造している。
・ワンデーに比べると多少安価で購入できる。
デメリット
・衛生面でワンデーや2weekに35は劣る。
・日々の手入れ等が必要。
平均的に1箱2枚入りで3,500~4,500円程度のものが多いです。
1日にかかるコストとしては116~150円。
1か月にかかるコストは3,500~4,500円になり、ワンデーよりは安価ですが、2weekと比べると少し割高になります。
人気のカラコンは1か月タイプのものが多く、価格や手入れ等よりもブランド重視、カラコンの質重視の方は1か月タイプがおすすめです。
1か月タイプはついつい使用期限を過ぎてしまうこともあるため、開封日をケースに記載するなどして使用期限をしっかりと守るように気をつけましょう。
1年タイプ
メリット
・コスパが抜群にいい。
・いくつかを購入し、使いわけることが出来る。
デメリット
・1年持たずに劣化することがある。
・日々の手入れ等が必要。
・それなりのリスクがある。
平均的に1箱2枚入りで3,500~4,500円程度のものが多いです。
1日にかかるコストとしては9~12円。
1か月にかかるコストは270~360円になり、激安なのが1年タイプです。
コスパ重視でカラコンを楽しみたい方にはおすすめのカラコンですが、実際に365日使用できるケースは少ないのが現実・・・。
半年くらいで目がゴロゴロしてくることが多いです。
しっかりとお手入れを出来る方にはおすすめできますが、手入れ等が面倒な方にはおすすめできません。
また、メーカーも「1年以内使用タイプ」と表記していることが多いです。
これは、「最長1年は使えるけどカラコンの状態が悪くなったら交換してね」という意味です。
色がついている部分が落ちてきた
カラコンに傷がある
このような状態になったら、使用期限内でも新しいカラコンを使うのがおすすめです。
使用期限を過ぎたカラコンはこんなに危険!
使用期限が切れても、パッと見まだまだ使えそうですよね。
だからと言って、期限切れのカラコンを使うのは超危険です!
使用期限の切れたカラコンを使用してしまうと、ドライアイや視力低下、結膜炎・角膜炎等につながり最悪の場合失明してしまうこともあります。
カラコンの使用期限を守らず、病気になってしまった人が年々増加しています。
そういったことにならないよう、使用期限はしっかりと守って安全にカラコンを使用するようにしましょう。
カラコンはしっかりと使用期限を守れば基本的には安全なものです。
ただ、使用期間のみにとらわれず、使用期間内であっても少しでも目に違和感がある場合はすぐに眼科へ受診することをおすすめします。
正しくつかって、ぱっちり目になっちゃいましょう♪